モチベーションについて相談を受けることがよくあります。
今回は私がそういった際にアドバイスをさせて頂いている内容を解説していこうと思います。
今すぐ実践できる方法ですので、ぜひ活用してみてくださいね。
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モチベーションってそもそも何?
モチベーションとは何かというとやる気というようにイメージする人が多いかなと思います。
ただ、実際にモチベーションを調べてみると、物事を行うための動機や目的意識という意味合いもあります。
つまり、何のためにそれをやるのか?という理由が実はモチベーションだったりするわけです。
ということは、モチベーションが湧かない=そもそもやる理由が見出せてない・もしくはやらなくていいと感じているからに他ならないわけです。
モチベーションは元から存在していない
モチベーションが上がらないと、相談されることがしばしばあるのですが、実は私はモチベーションということ自体がよく分かっていませんでした。
ただ、相談は受けるわけなので、どこに違いがあるのかと色々考えてみたことがあります。
それで分かったのは、1つ。
「未来の自分を見ていない」
ということです。
モチベーションが上がらないという人の話を聞くと、大半の方が「今が大変だから~」と今しか見ていない人がほとんどでした。
それに対して、私の場合は基本的に未来の自分のために今やらないといけないという、一種の義務感を持っていたっていうのが、モチベーションを気にしない1つの理由かなと考えてます。
これって、花を育てるのと一緒なんですよね。
綺麗な花を咲かせたいと思っても、そもそも種まきをしないと花は育たないですし、種を植えた後でも水やりなどをしないと花は咲かないわけです。
それって結構地味ですよね笑
そういった地味な行動が実はとても重要なんですが、メディアなどで目にする人も含めて華やかな部分にしか人は基本的に目がいきません。
そのため、自分自身も種まきも水やりもせず花が咲くと勘違いしてしまうことに繋がったりしています。
まずは種まきから始めないといけない、そうすれば未来の自分はもっと輝けると信じることがモチベーションに左右されないためには重要だったりします。
モチベーションに左右されないようにするために私が実践した3つの方法
考え方を変えたとしてもいきなり180度人は変わりません。徐々に、行動ができるように進化をさせていかないといけません。
そんな時にオススメの方法が3つあるのでそれぞれ解説させていただきますね。
その3つの方法とは、
・環境を変える
・言葉に出す
・FAKE IT
この3つです。
それぞれをこれから解説していきます。
1、環境を変える
環境を変えること自体が変化です。
例えば、部屋の模様替えをすることだけでも変化が起きて、行動量が増したりします。
特に私が普段実践していておすすめなのは、
いらないもの(使わないもの)はどんどん捨てちゃうことです。
人って普段からいろんなものを目にして、その情報を処理しているのでそれだけでエネルギーが奪われがちです。
それこそ、散らかった部屋とかだと、物に溢れているのでそれだけで集中力が切れてしまいだらけがちです。
なので、思い切ってゴミ袋に詰め込んで、捨てちゃうとかなり変わります。
ただ、せっかく買ったものを捨てるのは・・・。思い出の品だから・・。というのもあるでしょう。
そういう場合は、作業をする場所を家以外にすると決めつけてしまいましょう。
例えば、スタバやドトールなどのカフェですね。
図書館などでもいいのですが、できればお金を払って滞在できる場所を選びましょう。
なぜかというと、お金を払っていると人はもったいないという気持ちが生まれてくるので、それだけでサボり辛くからです。
実は、私がこの記事を書いてるのもスタバです笑
学生の時に受験勉強をしてきた経験がある方はその時の感覚を振り返ってもらうとイメージがより湧いてくると思いますよ。
2、言葉に出す
自分の中でやると決めたことは声に出して発言するとそれだけでも行動が変わってきます。
いわゆる言霊の力というものなのですが、これが実は馬鹿にできないくらいちゃんと効果が出てくるんです。
1つ面白い話を聞いたので、それをもとに解説をしていきます。
水の結晶の話はご存知でしょうか?
水に対して、ありがとうと伝えると綺麗な結晶になるのに対し、馬鹿などと汚い言葉を使うと結晶が壊れてしまう研究結果があります。
*水からの伝言という研究なので、興味のある人は調べて見てください。
人体の構成で最も多いのは何か思い出してみましょう。
「水」ですよね。
そして、自分の発した言葉は自分の耳で聞くことになります。そのため、自分の発した言葉は自分に返ってくるわけです。
つまり、自分の中でやるべきことを口に出して発すれば、それが自分に返ってきて変化が起きてくるというわけです。
私はこの方法を受験勉強の時にかなり実践していました。
友人からどのくらい勉強していると聞かれた時に、家に帰ってから6時間は最低でもしていると返事をすると、家に帰った際に、なんかやらないといけないんじゃないかという気持ちに駆られて実際に勉強をしていました。
口に出して発言するっていうのはそれくらい自分に対して影響力があることなので、言霊の力をぜひ活用してみてください。
3、FAKE IT
FAKE IT(フェイクイット)はビジネス用語でよく使われます。
うまくいっている人をモデリングして、すでにうまくいっている自分になりきるという手法ですね。
要は人のコピーってことです。
なぜこのfake itがモチベーションに対して有効かというと、ビジネスなり、他の分野で成果を出している人はそもそも行動量が段違いだったりすることが普通です。
スポーツ選手などはいい例ですが、常日頃めちゃくちゃ練習してますよね。
そういった姿を自分の中にトレースすることで、意識が大きく変わります。
例えば、参考にする人がイチロー選手であれば、イチロー選手がこんな風にサボるわけがないと自分の中で基準値を比較して、底上げしてくれます。
自分の基準の中で考えると、甘えが出てしまいがちですが、人の基準値を参考にすれば甘えは基本的になくなります。
ただ、この方法ですが、完全になり切ることがとても重要です。
ゆうなれば、役者として演じ切って欲しいんですよね。
そうしないと、妥協が生まれてしまい効果が半減してしまいます。
センスどうこうは気にしなくて大丈夫ですので、あなたが理想としている人物を参考に真似していきましょう。
大切なのはモチベーションという言葉を言い訳にしないこと
ここまでモチベーションをコントロールするための方法をお伝えさせて頂きました。
ただ結局大事なのは、なぜその行動をしなければいけないのかを自分の中できちんと明確にすることです。
人に言われたから~という理由だと確実に続きません。
将来どうなりたいのか?自分の未来にどう関係あるのかをしっかりと自分の中に明確にして、それをエネルギー源としていくことが大切です。
私も過去を振り返ると、モチベーションが湧かないという相談を受けた際に、その言葉を言い訳にして自分と向き合ってない人がかなりの数いました。
なぜ、何のために?という目的意識をしっかりと見出して、モチベーションに左右されない行動力をぜひ身につけていってくださいね。