ダメな自分を変えたいならまずは過去のシナリオを捨てよう

今回はダメな自分を変えたいと心から願う人に向けて、具体的にどのように変化をおこせば良いか順序立てて解説をしていきます。

自分をダメな人間と思う原因

まずそもそもなぜ、自分自身をダメな人間と感じてしまうのでしょうか？

例えば、よくあるのは、

・仕事でミスばかりする

・うまく異性と会話ができない

こんな感じで自分の能力値の低さを振り返って後悔することで、ダメな人間と感じてしまうことです。

もしくは、他者との比較です。

・同期は仕事で結果を出しているのに自分は全然

・周りの友達はみんな恋人がいる

そんな感じで、自分と周りを比較することで、自分の自信を失うこともあるでしょう。

では、ここからさらにその原因を深掘りしてみてください。

過去のシナリオにひきづられている

多くの人は過去の経験や価値観をずっと引きずって生きています。

それこそ、恋愛であればめちゃくちゃひどい振られ方をしたらそれをずっと引きずる人も多いでしょう。

仕事でミスばかりするから、自分はダメだと思う人もミスをしたという過去が潜在意識に刷り込まれて、ミスをしないようにするのではなく、ミスをしようとしてしまうことがあります。

もちろん本人は真面目に仕事をしようとしているのですが、知らず知らずにそうなっていくというわけです。

普段あなたが潜在的に持っている価値観は現実を引き寄せます。

「どうせ自分なんかうまくいくはずがない。」

そんな風に思っている人は、なかなか成功はしません。

逆に言えば、価値観を変えることができれば、ダメな自分を変えることができるというわけです。

価値観を変えるためにすべきこと

価値観を変えるためにまずすべきことは、未来の自分をできる限り具体的にイメージして、それは必ず実現すると自分と約束することです。

先ほど、多くの人の価値観は過去から形成されるとお伝えしましたが、その逆を行っていきます。未来から形成される価値観を持つことでダメな自分を変えることが間違いなくできます。

例えば、３年後には起業して、３人の仲間と切磋琢磨してやりがいを感じているという未来をイメージしたとしましょう。

それは現実に達成される未来なので、自信を持って良いわけです。

そうすると、あなたの未来の姿がそれで固定されます。

思い描いた未来が実現すると確信したら、それってダメな自分では無く、むしろすごい人間であると自信を持って良いわけです。

ぼんやりした未来では現実は変わらない

未来をイメージする際に、ぼんやりとした未来では価値観の変化は起こりづらくなります。

また未来をイメージする際に、こんな自分なんかが・・・と変にブレーキをかけて本当に願っている未来を想像しないのもNGです。

あなたが自身が心の底からこうなりたいと願う姿をしっかりと描いていくことが大切です。

なぜ具体的に描いた未来が叶うのか？

私も実は同じような経験をしてきたからこそ確信を持って言えます。

というのも、３年前に３年後の自分は起業してストレスを感じないパートナー・お客さんに恵まれて場所に囚われず仕事をする。という未来を想像し、それが現実になったからです。

スピリチュアル的な感覚でお伝えするつもりはないのですが、なぜ実現したかというとアンテナが目標に向けてしっかりと立つようになったからだと思っています。

未来をイメージすると、今の自分に足りないものは何か。というのも明確にわかってきます。

そうなると、その足りないものを身につけることが必要と潜在的にアンテナを貼り始めます。

そうすると、これまでは反応しなかった情報などにも敏感になるようになり、そこに対して興味を持ち始めて行動ができるようになっていきます。

その結果、どんどん成長をしていって未来を実現していくというわけです。

不安になったら立ち止まって自分に教えてあげる

しかし、現実的に気持ちが徐々に不安になっていくときもあると思います。

このままで本当に思い描いた自分になれるだろうか。と。

そんな時は、まだ途中経過であるということを自分に教えてあげてください。

もう少ししたら転機が訪れて大きな変化が訪れるはず。ということを自分に対して伝えるだけでも、そういった不安は解消されるはずです。

人と比較する癖の解消法

自分に対するネガティブな感情には他人と自分を比較してしまう。ということも

あると思います。

実は他人に対してそういった感情があるということには、尊敬しているという感情もあることをまず理解しましょう。

すごいな。と素直に感じるわけです。

そしてその気持ちを素直に受け取りましょう。

そうすると、自分とそもそも比較をすることがなくなります。

比較というのは、自分が負けててくやしいと感じる気持ちが含まれるから発生するわけです。

相手を褒め称えることに特化してしまえば、その感情を抑えることは簡単にできたりします。

自分を変えたい場合は他人を頼りましょう

ダメな自分を変えるのは自分１人でやらなければいけないという決まりはありません。

むしろ客観的にアドバイスをくれたり、あなたと違う価値観の人の話は良いきっかけになることの方が多かったりします。

特に、あなたの未来像に近い人がもし見つかれば積極的に交流を持ちにいってください。

その人との会話の中で、意識レベルを大きくあげることができるからです。

メンターと呼ばれる人がなぜ重要なのかというと、そういった高い次元の意識や価値観を間近で学ぶことができるからです。

ダメな人間は一人もいない。まずは前を見てみてください。

間違いなく断言できるのですが、ダメな人間はまずいないと私は思っています。

視点が少しずれているだけで、きちんと焦点を合わせることができれば前向きに自信を持って進んでいけるはずです。

ダメな自分を変えたいと思っている人ならなおさらです。

ぜひ今回お伝えした内容を１つのきっかけにして、前に進んでいただけたらなによりです。