依存するということは、他者の行動によってあなたの人生が大きく変化してしまうことに繋がります。
良くも悪くも自分で生き方を決められない状態に陥るというわけです。
今回はそんな状況を抜け出して、自分らしい生き方を見つけるために必要なことを私の視点でお伝えしていきます。
Contents
依存している生き方とは?
そもそも依存をしている生き方とはどんな状態のかを改めて確認してみましょう。
依存というのはその人がいないと生きていけない状態です。
例えば、大きな部分でいうと収入面ですね。
お金がなければ食べ物を買うことも住宅を借りることもできません。
そのため、収入面での依存でいうと、多くの人はいま務めている会社に収入を依存してしまっています。
会社からの給与がなければ生活ができないので、会社のいうことは基本的に絶対聞くという状態ですね。
他に依存として代表的なのは人間関係です。
恋人や夫・妻に依存しているということは意外と多くあります。
嫌われないように自分を押し殺して接していることも実は依存の1つです。
それぞれをもっと深く解説していきます。
会社に依存している状態が引き起こすストレス
多くの人は初めて入社した会社で社会人としての心構えやマナーを学んでいきます。
はじめての社会人としての世界だからこそ、その世界こそが全てと思い込みがちです。
そのため、会社から言われたことは絶対遵守という形で無理をしてでも頑張ってしまいがちです。
それを守らなければ給料をもらえないかもしれないし、めちゃくちゃ怒られると思い込んでいますからね。
私もはじめて入った会社が社会人としての全てだと最初の頃は思っていました。
挨拶をするだけで怒られる。
新入社員は上司から怒られるのが当たり前。
仕事を覚えるまで土日も仕事をするのが当然。
みたいな形で、会社に縛られまくっていました。
おかげで2年目にはストレスで胃が毎日痛くなり、あわや入院寸前というところまでいってしまいました。
会社への依存をなくすためには?
会社への依存をやめるために大切なことは、視野を広く持つことと辞める決断をする自分を許すことです。
視野を広く持つこと
転職経験・独立経験があるからこそ言えるのですが、会社って本当に世の中にたくさんあります。
だからこそ、今の会社が全てではないわけです。
ただ、転職しようにも30歳を超えたら就職先が少なくなる。というのもあると思います、しかしそうでしょうか?
それって誰がいっているかっていうと大手転職サイトなどが言っているだけだったりします。
それに世の中にたくさんの会社があるということは、そこに務めている人との繋がりで転職のきっかけにもなったりするわけです。
私の知り合いの中には飲み会で知り合った人の会社に転職したという人もいますしね。
転職=転職サイトを使わないといけないというのも、間違った考えで就職先なんて自分が探そうと思えば色んな方法があるわけです。
辞める決断をする自分を許すこと
転職を考えてたとしても、その障壁となるのが自分の気持ちです。
今辞めたら会社に迷惑がかかるかも。上司に辞めるって伝えるのが怖い
そんな考えが頭をよぎることあると思います。
私も上司に言うときはめちゃくちゃ緊張してましたしね笑
ただ、ここで考えて欲しいのは、
「あなたの人生は会社のものではない」
ということです。
今の会社を辞めるという決断をした自分を褒めてあげましょう。
そしてそこでの経験を生かして、次にどういった会社に入ればやりがいを持って働けるかを改めて考えてみて、その希望にかなう会社に入ることを目指してみてください。
人間関係の依存をなくすためには?
人間関係の依存をなくすために大切なのは、いい人でいることを辞めることです。
どんな人にもいい顔をしようとしすぎている人は対人関係のストレスを多く抱える傾向にあるからです。
いい人でいることを辞めるには
あなたにも誰と付き合うかを選択する権利があることをまずは理解しましょう。
無理して全員と付き合う必要はないわけです。
八方美人を辞めるだけでも、だいぶ心が楽になるはずです。
ただ、いい人でやめようということを考えても、最初はなかなかそれを実現できない人も多いと思います。
なので、最初にオススメなのは、断る勇気を持つことです。
何かしら仕事の依頼をされても、別件があって忙しい。とか、飲み会の誘いがあっても別の用事があって~みたいな感じですね。
いきなり距離を離すというよりは、そうやって自分の気持ちに正直になてやりたくないことを断ることから始めてみてください。
本当の意味で自分らしい生き方をするには
ここまでお伝えしたことでも依存した生き方はだいぶ改善できるはずです。
しかし、本当の意味で依存しない生き方をするためには1人で生きていく力を身につけることが大切だと私は考えます。
個人の力を身につけることで依存から解放される
会社や友人・恋人などに依存しないで生きていくためには、1人でも生きていける力を身につけることが大切です。
今の時代、youtubeやブログなどネットでの稼ぎ方も様々ありますし、何かアイディアがあればクラウドファンディングなどで資金調達も個人で出来ます。
働き方の多様性が生まれているからこそ、個人で生きていく力を身につける最適な時代だと私は考えています。
変化の起きないことというのはあり得ません。
一流企業に入れば、定年まで安心という時代でもなくなっているわけですし、会社が倒産すれば当然そこに務めている人も職を失い給与も無くなります。
また、頼りにしていた友人に裏切られることも出てくるかもしれません。
そう言った状況になったとしても、まぁ仕方ない。で済ませられる気持ちを持つためには、個人で生きる力をみにつけるしかないと思うわけです。
私が独立をした理由の中の1つにストレスから解放されたいというのがあります。
結局、自分の生き方に自分で責任取れるようになると選択肢の幅も広がりますし、余裕も生まれます。
やりたいことがあるならやってみましょう
自分を押し殺して、他者に依存するというのは考えなくていいから楽というのもあるかもしれません。
でも、やりたいことがあるならぜひチャレンジしてみてください。
うまくいかなくても、それが経験になり自信にも繋がっていきます。
そういった小さなことの積み重ねで、徐々に自分に自信がつき依存からの解放への1つのきっかけになることもあるので、やりたいことがあったら、それをやってみることがおすすめです。
依存しない生き方をするにはまず考え方から変える
依存という状態は、思考停止状態とも言えます。
~がなければ生きていけない。という前提条件がまず勘違いであるということを認めることが全ての始まりです。
やりたいことがあるならとりあえずやってみる。くらいのスタンスで、やってみると視野も色々広がるはずですよ。