個人でビジネスをしていくと、仕事の失敗が怖くてなかなか積極的にチャレンジできないことが出てくると思います。
特にビジネスを始めた当初は、サラリーマンと違い会社の看板がない分、責任が自分に全てくるためそのプレッシャーを感じることが多いことと思います。
今回は私の実体験も踏まえつつ、仕事の失敗が怖い時にそれを克服できる考え方をシェアしていこうと思います。
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仕事の失敗が怖いそもそもの原因
まず最初になぜ仕事の失敗が怖いのかを考えてみましょう。
おそらく大きな原因としては、
「失敗したら怒られるから」
ということだと思いますが、なぜ仕事の失敗で怒られると決めつけてしまっているのかという点をもう少し深掘りしてみてください。
おそらく、その原因は過去にそういった経験があるからだと思います。
例えば、学生の時に先生に怒られた経験や仕事で上司に怒られた経験があると、それと照らし合わせてしまって、仕事の失敗=怒られると決めつけていることがとても多かったりします。
そして、100%完璧にしなければ怒られるという固定概念に縛られている可能性が高いわけです。
しかし、行動ができないと損する側面の方が実は多かったりします。
失敗を恐れてチャレンジしないのは損しかない
いくら怖いからといって、行動しないのは損しかありません。
というのも安全圏でしか行動できなくなるので、成長が止まってしまうからです。
それに、あの時チャレンジしておけば・・・という後悔が後々まで残ることが結構多かったりします。
会社員時代に私がビビってチャレンジできなかったこと
会社員の時に私がチャレンジしておけばよかったなと今も思うのは、海外へのチャレンジです。
私が務めていた会社には海外部門もあり、先輩の中には英語ができないのにその部署に異動のお願いをして働いている人もいました。
当時は海外でのキャリアアップに興味があったので、チャレンジしたい気持ちはあったのですが、英語が話せなくて怒られたらどうしよう。海外に行って、何もできなくて怒られたらどうしよう。という不安や恐れの方が勝ってしまい、結局国内事業部で務め続けました。
あの時、チャレンジしていたら今も少し変わっていたのかもな~とふと頭をよぎることもたまにあったりします。
恋愛での後悔も一緒
仕事以外でもイメージしやすいのは恋愛ではないでしょうか?
あの時好きだった人に勇気を出して告白していたら・・・。そんなふうに過去を思い出す人は多いと思います。
そういった後悔は恋愛だけでなく人生のいろんな場面でチャレンジをしなかった時に悔いとして残ります。
仕事の失敗が怖くなくなる考え方
個人で会社から独立した時に私も、失敗が怖くてなかなかサービスの販売ができない時期がありました。
「満足のいくサービスが提供できなかったらどうしよう。」
「自分なんかよりすごい人なんてたくさんいるのに・・・」
そんな感じでビジネスに取り組んでいたので、売上もなかなか伸びず苦しい時期が続きました。
ただ、ある時気づいたことがあります。
それは、今自分が考えていることは全て自分のことにしか目がいっていないということです。
つまり、相手のことを見ずに自分のことばかり考えていたんです。
コミュニケーションで恐れは解決できる
そもそも仕事の失敗というのはどういう状態でしょうか?
それは、相手がこうなるだろうというイメージの成果物と現実に提供した成果物のギャップが大きくなりすぎた結果と私は考えています。
めちゃくちゃ大盛りのカレーを注文したのに、小皿に少しのカレーが来たら流石に怒りますよね笑
そういう感じで、相手の期待値とのギャップがそもそもの原因となるわけです。
ということは、どんなものを提供するのか?それを事前にコミュニケーションを通して、相手に伝えておけばそもそもギャップも生まれづらくなります。
つまり、失敗と呼ばれる状態は、コミュニケーションを増やすことで防げるというわけです。
仕事の失敗が怖いならキチンと情報を伝える
どんなものをどのくらいの期間で求めているのかを事前にお客様に確認するだけでもギャップのズレは防げます。
そして、相手とのコミュニケーションで求めているものをしっかりとヒアリングするとともにもう1つ大切なこともあります。
それは、あなたがどんなものを提供するのかそのイメージも伝えるということです。
背伸びして仕事を獲得することは大切ですが、あまりにも誇張して自分が提供できるものを大きくしすぎてしまうと後々苦しくなるばかりですので、そこは気をつけましょう。
特にやりがちなのが納期です。
納期というのは早ければ早いほどもちろんいいですが、多少の余裕は持って提案をするようにしましょう。
100%絶対は誰も不可能
プロのスポーツ選手も毎回100%結果を出す人はまずいません。
プロ野球でも10割バッターなどは存在しないわけです。
つまり、どんな人間であっても常に100%完璧はまずありえないわけです。
完璧主義も1つ大切な考え方ですが、それにとらわれすぎないようにすることも大切です。
失敗なんていくらでも挽回できる
どんどんチャレンジしてどんどん失敗も経験していきましょう。
そうすることで、経験値を得ることができます。
知識は学べば誰でも得ることができますが、経験値はチャレンジした人しか得られません。
そして経験をどんどん積んでいけば、出来る幅がどんどん広がっていきます。
安全圏にいることは心地いいものですが、未来の自分のためにぜひ1つ1つ失敗を恐れずチャレンジしてみてください。