私はこれまでビジネス講座運営などで、のべ500人以上のビジネスに取り組んでいる個人の方にコンサルティングをさせて頂きました。
その中で会社員のまま副業としてビジネスをすべき人・起業しても自分の力でうまくビジネスを回していける人の違いがわかるようになってきたので、今回は起業してはいけない人の特徴を解説をしていきます。
Contents
起業してはいけない人の特徴7つ
会社員のままでビジネスをすべき人は下記のような方です。
・人のせいにする人
・お金の管理が苦手な人
・変化に柔軟ではない人
・自己投資欲がない人
・起業する目的が明確ではない人
・短期視点しか持てない人
・感謝できない人
1つでも当てはまる場合は、習慣や意識を見直して改善していくことがお勧めです。
それではそれぞれ解説をしていきます。
人のせいにする人
会社員と異なり、仕事の責任は全て起業した本人にあります。
そのため、仕事に責任感をしっかりと持つことが重要になります。
会社員の場合だと、個人のミスなどは会社の責任として取引先も見てきます。
そのため、会社から守られている状態とも言えるわけですね。
しかし、起業をすると会社の代表はあなた自身となります。
そして、売上を上げられないのも自分自身のせいとなるわけです。
そういった状態の中で、他人のせいでうまくビジネスがいかないと嘆いていても売上が上がるはずがありません。
自己責任も認め、そこからどう行動をしていくべきか。その判断が起業をする上では大切です。
お金の管理が苦手な人
起業をして会社経営することになると、会社員と異なり税金が重さが身に沁みることになります。
なぜなら、法人税、消費時などが売り上げに対してかかってくるようになるからです。
しかも税金は前期の売上に対してかかってくることになるため、資金を手元に残しておかないとショートする可能性も高まってきます。
起業してから、3年会社が持たない理由の1つとして税金が支払えずに倒産があるくらいなのでお金の管理はとても重要です。
常に売上の3割はストックしておくというスタンスで経営をしていくことが大切です。
そのため、お金の管理がそもそも苦手な人は最初から管理してくれる人を雇うことをお勧めします。
変化に柔軟でない人
ビジネス市場は常に変化をしていきます。
特にそれが顕著なのはインターネット業界です。
10年前と今ではネット回線の速度は段違いになっています。
またスマホがPCに置き換わるなんて誰も想像しなかったでしょう。
それは他の市場でも言えます。
どんなに事業計画書をしっかり作ったとしても、100%その通りにいくことはまずあり得ません。
そのため、常にそういった市場の変化に対応していく姿勢が求められるわけです。
つまり、会社から指示されたこと淡々と行うというよりは自分自身が何をすべきなのかを自分で把握して取り組むことが重要というわけです。
自己投資欲がない人
起業がゴールではありません。
そこからビジネス活動を通して、会社を成長させていく必要があるわけです。
そのためにはあなた自身も成長していくことが求められます。
つまり、現状に甘んじて自分の成長を怠ると起業しても長く続かない結果を招いてしまいます。
そのためにも自己投資をする意識は常に持っておきましょう。
しかし、闇雲に学べばいいわけではなく、学ぶ内容がどのようにあなたの事業に利益をもたらすか。それを踏まえた上で投資を行うことが大切です。
起業する目的が明確ではない人
起業をする目的が、人から与えられた借り物の目的ならば起業することはやめましょう。
例えば、起業をすれば時間が自由になって、いつでも好きな時に旅行にいけるなどですね。
そういった人が起業すると、四六時中仕事をする現実にガッカリして、結局会社をたたむことがほとんどだからです。
なんのために起業をするのか?そしてなぜ会社員ではダメなのか?
その目的意識を明確にした上で起業するかどうかを自分で選択しましょう。
短期視点しか持てない人
今がうまくいけばいいという視点だけでは長期的な経営をすることは難しいでしょう。
中長期視点でどうなっていたいか。その未来像をイメージしておくことで、そこにつながるために何が必要かが見えてきます。
また短期視点しか持たないと資金管理も雑になりがちです。
そういった点からも長期的な視点をもってビジネスを行うことができない人は起業に向いていないと言えます。
感謝できない人
人・環境に対して感謝の気持ちを持てない人は起業をしても長くは続きません。
なぜならどんなビジネスでも人との繋がりは必ず発生するからです。
自己中心的な考えで、謙虚な姿勢が持てない人に人はついてきません。
また、そういった人が困った時には周りは誰も助けてくれないでしょう。
経営がずっと上り調子の人はまずいません。
波が必ずある中で下向きになった時に助けてくれる人がいた方が間違いなく経営は安定します。
そのため、常日頃から感謝の気持ちを持つことが起業する上では重要です。
起業してはいけない人の特徴まとめ
いかがだったでしょうか?
起業に対して憧れを持つ人は数多くいますが、実際は泥臭い部分も多かったりします。
その中で自分の選択で起業をしたいという強い思いがあるのであれば、最初のスタートラインに立っていると言えます。
今回の特徴に当てはまる部分があったとしても、これからそれを変えていけばいいだけですので少しずつ起業しても問題ない人間になれるように成長をしていってみてください。