ライティング力を身につけるにはどうすればいいですか?
という質問をいただくことが多いので、私なりのオススメの最初の基礎力の身につけ方を解説していきます。
すぐに実践できる内容となっているので、ライティングスキルをこれから身につけたいと考えている方は是非1つの参考にしてみてください。
Contents
なぜライティングが大切なのか
ライティングとは文章のことを指します。
ライティングが苦手ということで、避けて通る方もいがちですが、ビジネスをするのであれば絶対に学んで実践すべきスキルとなります。
なぜそれだけ重要なのかというと、どんな場面であれ、言葉を書くという場面は必ず出てくるからです。
例えば、
取引先へのメールなどです。
メールの場合は相手の顔を見ることはできません。
そのため、対面であった時には伝わる表情や雰囲気などを伝えることができないため、文章が全てになります。
そのため、一言一句で相手に伝わる印象が変わってしまいます。
例えば、
よろしくお願いします!
よろしくお願いします。
よろしくお願いします
末尾につける句読点だけでも言葉の雰囲気はガラッと変わってしまうのが何となくイメージわかるでしょうか?
また、そういった普段のメールやLINEのやりとりだけでなく、実は映像制作などでもライティング力はとても重要です。
というのも、映像内のテロップなどにも言葉は使いますし、そもそもどんな動画を作るか構成を考える際にもライティング力がないと自分のイメージを表現して相手に伝えることができないからです。
動画の重要性が昨今話題になっていますが、それ以上にその土台となるライティングは今後も重要な要素を占めるわけです。
そのため、どんな場面であれライティング力は使えるスキルとなるため、身につけておくことがとてもオススメです。
ライティング力を身につけるとできる仕事
ライティング力を身につけるとそれだけでも仕事ができるようになります。
例えば、代表的なものだと
・ブログライター
・コピーライター
この2つがあります。
それぞれ、ライターという名称が入っている通り、言葉を扱う仕事になります。
それぞれの仕事で一番のメリットとして個人的に考えているのが、PC1台あればどこでも仕事ができてしまうということです。
都内に住んでいる方はイメージわくと思いますが、毎朝の満員電車ほどストレスが溜まるものはありません。
それを回避できるだけでも価値は十分感じて頂けるのではないでしょうか?
しかし、もちろんいい面だけではありません。
どんな点がデメリットかというと、ライティングスキルも人によって価値が全く変わってくるということです。
例えば、某大手のメディア会社では、1記事の発注をするのに10万円の単価となります。
しかし、それに対して全く実績がないライターの場合は文字数にもよりますが、相場として1記事1000~2000円前後となります。
同じように1記事書く。というだけでも、単価の違いがこれだけあったりします。
そのため、実績がない最初のうちは安価な報酬で取り組む必要が出てきますので、ジワジワと単価をあげていく働き方になります。
ライティングの基礎を学ぶ方法
私自身、これまで多くの方にライティングの指導なども行ってきました。
そういった中で、ライティング力を身につけるにはどうすればいいかという質問に対しては、いつも下記のように伝えています。
「誰よりも言葉に触れて、日々書き出してみる」
これが本当に重要だと私は考えています。
なぜなら、言葉のストックがないと文章は書けないし、書く練習をしないと使いこなせないからです。
そもそも文章というのは言葉と言葉の集合体です。
うまく文章が書けないという相談もよくいただくのですが、それは実は言葉を知らないだけ。というだけだったりもするわけです。
そのため、ライティング力を身につけるために大切なのは色んな人のブログや本などに触れて、そして自分の言葉でその感想を書いたりしてアウトプットすることです。
そもそもライティングに正解不正解はありません。
100%みんなが同じ反応をするライティングは存在しないわけです。
なので、ライティングの本当の基礎力を身につけるためには、まず言葉にたくさん触れてみてください。
そして、上手い下手は関係なく、ブログやSNSなどでそれを発信してみましょう。
なので、私がお勧めするライティング基礎力の身につけ方は
1、ブログや本などを読みまくって言葉に触れる(ボキャブラリーを増やす)
2、そういった本などの感想をブログやSNSで発信して書く練習をする
となります。
ライティング力を上げるのに写経は意味がない
ライティングを学ぼうとして様々な書籍やネットの情報を見ていくと、上手い人の文章を写経してみましょう。というのを見かけることがあると思います。
写経に関してですが、個人的には正直意味がないかなと考えてます。
なぜかというと、その文章を書いている背景が全くない中で文章をそのままコピーして書いていっても全く身につかないからです。
私もビジネスを始めた当初は写経がいいよと言われ、実践したのですがただただ腱鞘炎になりかけただけでした笑
文章を書いている背景とは
文章を書いている背景とは何かというと、どんな人に届けたいのか、そしてどんな想いを持ってもって書いているのかということです。
そもそも、文章とは誰かに届けるために書いています。
その届ける相手がわからないままに言葉を書いても全く使えない文章になりがちです。
そして、想いとはどんなことを叶えたいから文章を書いているからになります。
例えば、
売上を100万円上げるために文章を書いている
と
この素晴らしい商品をもっと多くの人に知ってもらいたい
という想いでは、言葉の印象がガラッと変わってしまいます。
そういった想いというのは言葉に宿るわけなので、書き手の想いというのはめちゃくちゃ重要な要素の1つです。
以上のことから、ただ単に写経をしても全く意味がないというわけです。
大事なのは他人に文章を見られている意識を持つこと
ライティング力を上げるための練習の場としては、ブログやSNSで文章を書くのがオススメです。
その理由とは、誰かに読まれる。という意識を持つだけでめちゃくちゃ最初はプレッシャーを感じるので、考える癖が身につくからです。
こんなこと書いていいかな。という程よいプレッシャーがライティング力を上げるのにとても役立ちます。
それを繰り返していくごとに確実にライティング力は向上していくので、まずは1記事ぜひ書いてみてください。
ライティングテクニックは最初は学ぶべきではない理由
コピーライター向けの本を読むと、様々なテクニックが紹介されているので、それらを頑張って盛り込もうとしてしまうかもしれませんが、それはライティングの基礎を学んでいる段階では全く意識しなくて大丈夫です。
というのも、そういった小手先のテクニックは中~上級者向けとなりますし、そういったテクニックを最初から意識すると文章がちぐはぐになりがちだからです。
テクニックではなく、想いを持ってライティングをする
先述しましたが、想いを持って文章を書くということはとても大切です。
想いというのはどういうことかというと、
この文章を読んだ人が、どういう感想を持って、どういった行動をして欲しいか。
それをどれだけ考えて、それを文章に込められるかです。
好きな人をデートに誘うときの気持ちを思い出してみる
想いを文章に込めるイメージがわかない場合は、好きな人にLINEやメールを送る時を思い出してみましょう。
どんな風に連絡したら誘いをOKしてくれるかめちゃくちゃ頭を使うはずです。
それこそ何度も文章を書いては、修正したりするはずです。
その感覚がライティングでもとても重要です。
なぜなら、人を動かすための想いを乗せた文章とまったく同じだからです。
1文字書くことが上達につながる
ここまでライティングの基礎力を上げるための最初のステップについて解説をさせて頂きました。
ただ、いくら知識を詰め込んでも実際の行動に移さなければ上達はしていきません。
ぜひこの記事の内容をもとにまずは1文字から書いていってみてください。